放置竹林の解消

本来、人為的に管理された健康な竹林は里山保全にとって有益な機能を持つと考えられます。しかし、竹林が放置され、一旦放棄竹林化すると、上層林による林内照度の減退と大量の笹葉による表土被覆により、他植性の生育環境を著しく損なうため、自然に他の植生に置き換わる可能性が非常に低いです。このため、周辺植生の単純化、生物多様性の低下、原風景の喪失、森林の公益機能低下(特に水源涵養機能)、二酸化炭素吸収の低下などの問題が表出すると考えられます。